REPORT大学生実情レポート

見た目よりも○○が大事!大学生が恋人に求める理想のタイプとは?
発行日:2021/7/5
令和の大学生の理想の恋人って?求める条件について調査

巷では理想の相手に求める新条件として「3高」ならぬ「3平」(平均的な収入、平均的な容姿、平穏な性格)や「3NO」(浮気をしない、暴力を振るわない、借金をしない)などの言葉が出てきていますが、令和の大学生が恋人に求める理想のタイプはどのようなものなのでしょうか。今回は学生の恋愛実態を調査しました。
まずは、現在恋人がいる学生がどのくらいいるのか調査してみました。

オリンピックへの期待度
調査対象:大学生向けアプリ『サークルアップ』の登録者155名

約150名の学生にアンケートを取った結果、7割以上の学生は恋人がいないということが分かりました。
学生生活では授業やサークル、アルバイト等、出会いの場がたくさんあるように思えます。コロナウイルスの影響で周りの人と関わる機会が減ったことも1つの要因と考えられますが、実際恋人がいる学生は3割足らずと想像より少ない結果となりました。
では、そんな学生たちは恋人に対してどのようなことを求めるのでしょうか?次に具体的ないくつかの条件に対し、「気にする」or「気にしない」で回答してもらった結果がこちらです。

4項目グラフ
調査対象:大学生向けアプリ『サークルアップ』の登録者150名

すべての項目で半数以上の人が気にすると回答しており、学生たちの理想の高さが伺える結果となりました。
4つの項目を男女別に見ると、男性は「顔のタイプ」を気にするが72.4%と唯一7割を超えており、容姿を一番重視することが分かりました。一方女性はすべての項目で6割以上の人が気にすると回答しており、全体的に男性よりも理想が高いことが伺えます。中でも「将来性があるか」が77.6%と一番高く、男性と比べ容姿よりも将来有望な人を求める人が多い結果となりました。

一番男女で差が出たのが「金銭的余裕があるか」で女性が71.8%なのに対し、男性が51.7%と約2割ほど低く、女性に比べ男性の方が相手に金銭を求めていない傾向にあります。男性の約半数は金銭的余裕を気にしていないようですが、昔からある「男性が奢る文化」が今の大学生にも残っているのでしょうか?恋人とのデートでの支払いについても調査してみました。

奢り
調査対象:大学生向けアプリ『サークルアップ』の登録者155名

全体で「割り勘派」が多い結果となりましたが、男女別の割合では大きな差が出る結果となりました。男性は「奢る派」が55.7%、「割り勘派」が44.3%でその差や約10%程度となっており、まだ「男性が奢る文化」が残っているように思えますが、昔に比べるとその認識は減ってきているような気がします。一方女性は約9割が「割り勘派」と、男性が考えるよりも奢られたいと思う女性は少ないようです。
また男性は「奢られたい派」、女性は「奢る派」がそれぞれ0%でした。

今回は令和の大学生の恋愛について調査しましたが、恋人のタイプとしてはかなりハイスペックな人を求めているようで、昔の「3高」に近しい印象を受けました。特に「将来性があるか」については全体でも72.7%と4つ項目の中で一番気にする人が多いという結果となっており、学生のうちから現実的な条件を気にする人が多いことが分かりました。はじめに紹介した「7割以上の学生に恋人がいない」という結果の一因として、このように理想が高いことも関係しているように思えます。
一方、デートでの支払いについてのアンケートからも分かるように男性が奢るといった昔の文化は、「男女平等」が当たり前になりつつある現代に生きる彼らからすると、古い考えとなりつつあるようです。今後、男性の中でも割り勘派が9割となる日も来るのではないでしょうか。


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