大学生のリアルなTikTokの利用実態
大学生のリアルなTikTokの利用実態
昨年、総務省がまとめたSNSに関する利用率によると、TikTokの世代別利用率は10代が57.7%で最も高いと発表されています。これは同世代のTwitter(67.6%)やInstagram(69.0%)の利用率に追いつきそうな程伸びています。次に利用率の高い世代が20代(28.6%)であることから、最新のZ世代向けSNSと表現できます。(参考:情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査/総務省)
弊社では、Z世代の中で特に大学生に絞って利用実態を調査してみました。

6割以上の大学生がTikTokを「利用したことがある」と回答しており、総務省が昨年8月に発表した10代の57.7%よりも上回っています。逆に「利用したことがない」と回答している大学生が全体の3割以上を占めていることもわかりました。さらに、「利用したことがある」と回答した大学生の内、何人くらい投稿したことがあるか聞いてみました。

意外にも約8割の学生はTikTokに投稿した経験がなく、利用したことがある大学生の4人に1人は投稿する側ではなく「見る専」であるということがわかりました。
昨年弊社で行った調査でも、Instagramに投稿したことがあると答えた大学生が8割だったのに対してTikTokは1割と、他のSNSに比べても投稿のハードルが高いようです。
また、TikTokの公式媒体資料(2021年5月発表)によると、平均視聴時間が62分で他のSNSと比較しても突出して長い事が特徴で、今後も見る専ユーザーの利用率が増えていくのではないでしょうか。